[解禁]ボリバンとRSIを使った1分足スキャル手法
- 2018.02.18
- FXで稼ぐ
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長らくパスワードロックしてきましたが、当ブログ内でのアクセス数が高く、みんな読みたいんだろうなぁと思い、遂に解禁です。
今回は、レンジ相場で大きな威力を発揮する手法の紹介です。
使うインジケータは
・RSI
・ボリンジャーバンド
の2つ。
キーワードは、「相関性」です
いつも通り、インジケータの説明からいきたいと思います。
(難しいですが、ちゃんと読んでね。)
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンド?
比較的有名なテクニカルチャートです。
1980年頃にジョン・ボリンジャーさんというトレーダーが考案したもの。
移動平均線を1本、その上下に一定の割合で乖離した線を2本あるいは3本表示させます。
この上下2本あるいは3本に挟まれた帯状の価格帯をバンドといい、ボリンジャーバンドは、大半の価格はこの帯の中に収まるという統計学的観点から成り立つインジケータです。
標準偏差という考え方を元にしており、学校でよく聞く「偏差値」という値は、だいたい下は30、上は70だと思います。
70だとかなり頭が良く、30だとバカです。
70以上、30以下の人もいるでしょうけど、だいたいの人は30〜70に収まりますよね。
そういう考え方です。
実際に表示させるとこんな感じになります。
画像だと、真ん中の黄色い線が移動平均線、
そこから上下に3本並んでいるのが、内側から1σ(シグマと読む。赤)、2σ(青)、3σ(黄色)となります。
価格は、3σの中に99.7%収まる
このσの線は、それぞれ移動平均線に対する乖離率に応じて推移しています。
また、1σに収れん、つまり1σの帯の中で値動きする確率は統計学的に68.3%、
2σに収れんされる確率は95.5%、
3σに収れんされる確率は99.7%となっています。
尚、移動平均線に基づいている為、終値がその価格帯に収れんされるということです。
なのでローソク足全体ではσ線を超える場合ももちろんあります。
ボリバンはこうやって使う
僕も一時期ボリバンを使っていた時期がありました。
本当に使えるやつなんですよ。コイツ。
詳しい話はリクエストがあったら別記事で書きますが、要はローソク足が2σにタッチしたらエントリーするというもの。
95.5%の確率で2σに価格は収まるわけです。
ということは、+2σ(上)、−2σ(下)にタッチしたということは、レンジ相場、トレンド相場ごとに何かしらの暗示があるわけです。
レンジ相場の場合
ー2σに終値がタッチしたということは、それ以上は下がらないということ。
なぜなら、2σ線に収まる95.5%の確率を超えて下がる確率は4.5%しかないから。
+2σ線にタッチしたら売り、ー2σにタッチしたら買いエントリー。
いわゆる逆張りですね。
トレンド相場の場合
トレンド相場の場合は、2σ線にタッチしたらさらに押し上げ、もしくは押し下げて価格は推移します。
上昇トレンドであれば、95.5%の確率で収まるはずで、普通は売りを仕掛けますよね。
なのにそれを超える買い圧力があるということで、トレンド入りします。
あとはそのトレンドについていくだけです。
まぁ、詳しく気になったらコメントください。
より詳細に書きますので。
RSI
次はこちらですね。
RSIは買われすぎ、売られすぎを示すいわゆるオシレーター系インジケータです。
1978年にウエルズ・ワイルダーさんが考案したものです。
直近n期間の各時点における終値ベースの変動幅、つまり上昇幅の累計と下落幅の累計を合計し、その中で上昇幅の累計が何%を占めているかを測る手法です。
上昇幅が大きければ数値も大きくなる。つまり、買い優勢って感じ。
普通、50%以上で推移すれば上昇局面であり、下落局面は逆。
70%、30%でそれぞれ買われすぎ、売られすぎという判断になります。
公式はこんな感じ
RS=上昇終値のn日平均/下落終値のn日平均
RSI=100-(100/1+RS)
まぁ、相場において買われすぎ売られすぎを視覚的に確認するものって覚えてください。
上記のボリバンとともに表示させると、こうなります。
1分足でスキャル
さて本題です。
上記2つのインジケータに「相関性」というキーワードを絡めてみましょう。
まず、相関性ですが、これは簡単で2つの通貨ペアにおいて、
一方が上がればもう一方も下がる、
あるいは一方が上がればもう一方も上がる、のように同じ、もしくは真逆の動きをする現象を、相関性があるといいます。
たとえば為替市場においてドルが弱いとします。
するとドル円ではドルが弱い為円高、つまり下降、
ユーロドルではドルが弱い為ユーロ高、つまり上昇で、相関しています。
(ユーロドルは本当に最初理解しにくいと思います。結果的には視覚的要素で取引できるので、詳しいことは理解しなくてもいいです。)
さて、手法は以下の通り。
まず表示させるチャートは
ドル円の1時間足と1分足、ユーロドルの1時間足と1分足です。
それぞれにボリンジャーバンドとRSIを表示させましょう。
それぞれの設定は、
ボリンジャーバンド→期間20、±2σまで
RSI→期間10、上限下限表示は70%と30%
です。
次に、60分足を見て両通貨ペアに相関性があるかを確認します。
相関性がなかったら今回は残念。しばらく待ちましょう。
相関性が確認できたら、1分足を表示して、相関通りにエントリーするだけです。
(細かい値動きは絶対相関しないし、ローソク足だと見づらいのでRSIで大まかな動きで相関性を確認します。)
基本的にドル円、ユロドルはドルの強さに振り回される通貨ペアなので、逆相関になります。
つまり、ドル円が上げていればユロドルは下げるという感じ。
では一例を出しましょう。
4つのチャートが出ていますが、右2つはドル円とユロドルの60分足です。
ドル円のRSIが上で推移している時、ユロドルのRSIは下で推移していて、
ドル円のRSIが下がっていくとユロドルのRSIは上がってきました。
相関していると言えるでしょう。
(画像中はMACDになってますが、RSIでも同じ動きをします。
MACDを絡める手法もあるんですが、より難易度が増すのでここでは割愛)
さて、ここで1分足を見てみましょう。
ドル円は◯で囲まれているところで、ボリンジャーバンドのー2σにタッチしていて、かつRSIは下限で推移しています。
ここは、買いましょう。
ユロドルの1分足では◯で囲まれているところで+2σにタッチしており、かつRSIは上限で推移しています。
ここで売りましょう。
これだけです。
意外と簡単でしょ?
ただ、トレンド相場だったらこわいですよね?
相関性が鍵
たしかにトレンド相場だったら、±2σでもRSI上限下限でも跳ね返ってきません。そのまま突き進んでいきます。それがトレンド相場なので。痛い目に合います。
しかし、相関性が続く限り完全にレンジ相場を形成するという前提なので、そこの心配はいりません。
相関性が形成されるということは、
円、ドル、ユーロの3通貨の力関係が
ドル<円=ユーロ
ドル>円=ユーロ
のどちらかであり、相関し続ける以上、力関係は拮抗します。
もし相関が崩れたら、突然のユーロ高や円安などが訪れたということになります。
ちなみにユーロが強くなると、ユーロドルは荒れますがドル円は変わらずです。
なので相関が崩れ次第撤退するタイミングがわかると思います。
また、ダウ理論を導入して、-2σで切り返したものの高値を切り下げてしまった場合なども、さっさと撤退しましょう。
相場は7割がレンジ相場なので、理論上は勝率7割を誇ります。
利確、損切りは狭めにハイレバで
スキャルピングの手法なので当たり前ですがポジションは長時間持ちません。
利確は5pips、損切りは建値が理想です。
が、物足りないと思うので、個人的にはATRの半値程度がいいんじゃないかなと思います。
ATRを使えば、日々変動するボラティリティに合わせて適切な利確幅がわかるかなという感じです。
損切りは建値決済、もしくは目標利確幅の20%程度がいいかなと思います。
また、上記のATRを使った資金管理術の通りにやると、たぶん利益少なくて嫌になると思うので、ハイレバで回すのもいいと思います。
どうせ損切りはそんなに大きな幅じゃないし。
1万円の証拠金があると、ちょっと余力を残して0.8Lotほど張れますので、
最近の1分足ATRの10pipsの半分、5pips程度だと、一発で4000円の利益です。
0.1Lotでも500円の儲け。悪くないと思います。
たぶん慣れるまで大変
何事もそうですが、慣れるまでが大変な手法だと思います。
常に相関性を気にしないといけないし、スキャルピングなのでMT4の素早い操作も必要です。
個人的には1分足じゃなくても5分足だろうが30分足だろうがいいと思います。
利確、損切りをATRに基づけば応用はいろいろと効くので。
個人的に3日くらい検証しましたが、その辺に転がっている手法より優位性は確認できました。
優れた手法だと思います。
気になった方はぜひ使ってみてください。
また、この手法もEA化しようと画策中なので、そちらもお楽しみに^^
まとめ
でも人って不思議な生き物だからさ、絶対ルール通りにできないんだよね( ´Д`)y━・~~
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