62EMAはなぜ優秀か暴いてみる。
- 2018.04.29
- FXで稼ぐ

当ブログ内で比較的反響が大きい62EMAがめちゃくちゃ使える話。
使えるなら使えるでそれでいいんですが、
[FX]勝てるインジケーター?検索してる時点であなたは勝てません。でも触れたように、そのインジケータを構成する要素、意味も知りたいのがKSK流。
というわけで、今日は62EMAとは結局なんなのかを研究したいと思います。
62EMAとは
詳しくはこちらを読んでほしいんですが、アメリカの最高峰のFXトレーダーのロブ・ブッカー氏が考案した手法に使われる1本であるとともに、アメリカの多くのトレーダーが見ているとされるインジケータです。
ドル円の15分足で大きく作用するEMAとして知られています。
(画像はユーロ円日足)
62EMA自体を構成するものは、EMA、フィボナッチです。
まずはそれぞれの解説を。
まずはEMAから
移動平均線というものがありますね。
指定した期間の足の終値の平均値を算出するものです。
この移動平均線(以下SMA)、欠点として挙げられるものに、
「過去の足をそれぞれ等しく扱っている」というものがあります。
どういうことかというと、
たとえば株式市場の概況とかでよく耳にする200SMAを例にとると、
200日前と昨日の終値を平等に扱っているわけです。
でも、あなたが明日の株価、為替を予想する時、200日前の価格って気にしますか?
しないですよね?昨日の価格、今日の価格しか見ないですよね?
ということは、明らかに200日前より今日の価格が重要なわけです。
その考えを取り入れたのがEMAという手法です。
(詳しくは後日記事にします)
フィボナッチ
レオナルド=フィボナッチという数学者が考案した数学的考えです。
数列は、0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、、、
となっていて、1個前とさらにもう1個前の数を足していく感じの数列です。
この数列は自然界に多くみられるものとされ、
隣り合う数字の比をもつものは美しいとされています。
例えば、1:1の四角形はいうまでもなく正方形で美しいですよね。(美しいか?w)
1:2、3:5、8:13などの長方形も美しい(らしい)です。
また、この比は大雑把に見ると1:1.6になり、これはいうまでもなく黄金比です。
(僕の作るEAの1.6倍マーチンゲール法も、ここ由来です)
さて、これをFXなどに応用する手法が、フィボナッチ・リトレースメントです。
自然界に多く出現するフィボナッチ数列なので、大衆心理も自然、だったらチャートに現れるだろうという考えでしょう。
0%と100%を起点として、
フィボナッチ数列の隣同士の数字を割って導き出される61.8%
(8:13、55:89など)
フィボナッチ数列のある数字の2つ後の数字同士を割って導き出される38.2%
(34:89など)
3つ後の数字を使って23.6%
(55:233)
といった具合でいろいろ計算して導き出される比率
0%、23.6%、38.2%、50%、61.8%、100%を使うわけです。
高値安値に対し、この水準での反発を逆張りで狙うという手法ですね。
うーん、、これはあれですね、チャート見た方が早いですね。笑
はい、こんな感じで、フィボナッチ比率によるポイントでの反転が多く見られることが確認できます。
、、、まぁ、僕は水平ライン派ですがね。これも水平ラインの派生と言えるでしょう( ´Д`)y━・~~
で、62EMA
あのね、ここまで書きながらすごくいろいろ考えましたが、あんまりよくわかりませんね。笑
なんで機能するんですかね。
ふと思ったのは、欧米はEMAがよく使われており、アメリカでは62EMAがよく使われる。
ここから導き出されるのは、やはり市場心理ですね。笑
最近いろんな話をしますが、結局市場心理で片付けてる気が…ww
でも、ちょっとは検証しますよ。
期間かな?
20SMAが週5営業日換算で1ヶ月と言われるのは有名な話です。
では62はどうでしょう。
5営業日で割ると12.4週間になります。
12週間と2日ってことですね。(4日じゃないですよ。5営業日の40%ですから。)
うん、いまいちですね。最後の週2日しか考えてないですね。
祝日などの休場の関連か?と考えると、
日本の祝日は年間およそ17日。
ひと月平均1.4日。
あー、この辺関連つけられそうですね。
世界中の休場も考えると、過去65日(13週間、3ヶ月)のうち、合計3日分くらいは世界のどこかしらが休場っていうのは妙な説得力があります。
と考えると、
62っていう数字は、13週移動平均線(64日移動平均線)の真の姿ってことかもしれません。
時間論かな?
時間論というのは、相場に存在するサイクルはある一定の期間で繰り返されるとするものです。
一目均衡表にはもともとこの理論が組み込まれていて、僕は時間論を知らないのに一目均衡表使ってますっていう人が嫌いです。笑
かるーく見てみましょう。
まず時間論には基本数値と呼ばれる数字があります。
それは、9、17、26、33、42、65、76、129、、、と続きます。
計算式は…9をかけてマイナス1してなんとやらという感じです。笑
既に何か感じた人がいそうですね。
そうです。MACDで使われていたり、一目均衡表の基本数値でだったりします。
[特集]MACDについて超詳細を書いてみたで触れた僕のオリジナルの数値の8、17、9も、フィボナッチと時間論からとってます。
中でも9、17、26は基本ベースとして捉えられていて、
9は1節、17は2節と数えます。
26までの3つの数字で1期とし、33、42がそれぞれ1期1節、1期2節、76で1巡と考えます。(たしか)
掘り下げると、どこかの数字のタイミングで相場が反転するおそれがあったりといろいろ機能するんですが、ここは僕の手法の根幹に触れるんで秘密です。笑
さて、この時間論と62は何か関係性はあるんでしょうか。
基本数値に65がありますが、微妙ですね。
うーん、時間論とは、関係ありそうですがここでこじつけるのは何か違うように感じます。
15分足にヒットすることから考えてみる
62EMA、ググるとドル円の15分足に絶妙にマッチするということがわかります。
(ちなみに2ページ目には僕の記事が出てきます。w)
というわけで、15分足ということから考えてみましょう。
15分というのは1時間に4回です。
てことは、1時間足で表示するならば62÷4で15.5時間です。
15.5時間ということは、ちょうど東京時間開始の9時から24時半までです。
あー、なるほど。相場参加者が起きてる時間ですね。
日本人が寝てる間は欧米の人が起きてるはず。
てことは、その日の相場参加者の市場心理を表してるのかもしれませんね。
結果、よくわからない
というわけで、いまいち腑に落ちる結果には至れませんでした。
がしかし、なんとなく市場心理ですね(←やっぱりこれで片付けるw)
まぁ、自然界に多く存在するフィボナッチからとった62という数字ですから、市場心理、大衆心理というのも納得がいきます。
まとめ
市場心理っていう言葉で片付けるとなんかかっこいいね( ´Д`)y━・~~
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