[SEKIRO]1泊2日、弾丸日光旅行[KSK’s旅絵巻]
- 2021.05.21
- 旅絵巻
![[SEKIRO]1泊2日、弾丸日光旅行[KSK’s旅絵巻]](https://i0.wp.com/ksk303.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_7531.jpg?resize=890%2C500&ssl=1)
どうもKSKです!
今回は栃木県の日光に行ってきました
1泊2日の弾丸です(彼女が企画してて、KSKが知ったのは当日。だから弾丸)
日光とは
さて、いつも通りちょっと勉強の時間です
ちょこっとだけ勉強してから行くと、楽しみ方がかなり変わります
時は735年、勝道上人という僧が日光山を開いたのが歴史の始まりです
華厳の滝や竜頭の滝は、勝道上人が弟子と共に日光山を散策していた時に見つけたもの
日光山は比叡山や高野山と並ぶ天台宗の本山だそう
これだけで今までの印象がガラッと変わりますね
天下統一を成し遂げた徳川家康が眠る東照宮があることも有名ですね
1999年には日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社を「日光の社寺」として世界遺産に登録
どこに行っても「世界のNIKKO」という文字がありました
1日目:宿
1日目は到着が18時頃だったので、宿に直行です
自宅から1時間半くらい。あんまり遠くないことが判明しました
いろは坂で懐かしさを覚えながら(KSKは走り屋でした)、中禅寺湖の釣り人を横目に到着
宿は「ホテル四季彩」という奥日光の中禅寺湖湖畔にあるホテル
部屋の写真を忘れたんですが、和室テイストで広い綺麗な旅館って感じでした
テラスには露天風呂
ゴーストオブツシマの短歌詠う時みたいでエモい pic.twitter.com/QCRAULeM3H
— KSK(クスク) (@KSK_technical) May 19, 2021
夜は真っ暗な森の空に月が現れ、朝は鳥のさえずりと山の中の朝のあの「独特な空気」の中、お風呂に浸かれます
ツイートしましたが、あんなに「瞑想」に最適な環境は初めてでした
あと、風呂に浸かりながら森の中を見てると「勝道上人もこういう山の中を弟子と共に歩いたんやなぁ」って思えてきて、なんともエモい気持ちになりました
↓夕飯↓
↓朝ごはん↓
毎食こういう食事してれば健康的に痩せられるんだろうなぁ、、、
2日目
朝食が7時半という早起きだったこともあり、9時前には宿を出発
まずは竜頭の滝へ
すごいよねぇ。滝って
素晴らしいよねぇ。滝って
次は二荒山神社中宮祠。
見ての通り、男体山の中腹にあります
男体山登山の受付もあり、ここで登山の無事を祈願して登っていくんですね
「二荒山」というのは男体山のことです
もともと男体山は修行の為の霊峰だったそうで、
大己貴命(おおなむちのみこと)……いわゆる大黒様。家内安全、商売繁盛、開運、良縁成就などがご利益
田心姫命(たごりひめのみこと)……妃神で、子授けや安産、子育てに篤いご利益
味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)……御子神で、農業や漁業、交通の守護
この親子3神を「二荒山大神」として祀ってます
見辛いんですが、奥行きがしっかりしていて、それだけの信仰を受けていたことが伺えますね
次は華厳の滝
これね、見てて思ったんだけどね、絶対滝壺までの距離、昔より長くなってるよね
ということは、勝道上人やそれからの日光の先人たちが見てきた滝と、僕の孫やその子孫たちが見る滝と、今僕が見ている滝は、景色が違うんですよね
いいよねぇ。ロマン。
「超高速!参勤交代」という映画の中に、徳川吉宗の「日光社参」というものがありました
きっと、徳川吉宗が見た滝と今見ている滝も、違うんだろうなぁって思いました
次は「輪王寺」です
なんかのツアーで来てたと思わしき人に「お兄ちゃん達も聞いてってよ」と言われて、輪王寺は2時間くらいいました。(それ故に写真は皆無。ていうかほとんど撮影NG)
まずこの輪王寺は、昔は天皇の子供が修行にくる場所だったそうです
白の垂れ幕を見ればわかるんですが、菊の紋なんですよね。これはその名残だそう
で、日光を開山した勝道上人が開いたお寺ということで、日光の入り口はここだそうです
千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音の3仏を御本尊として祀る、非常に珍しい形式。普通は1仏ですからね
阿弥陀如来は亥年であるKSKの守本尊です
お参りできて良かった
普段は個人参拝者には渡していない鬼門除け札を頂いて、普通は入れない御本尊像の真下にも案内されました(完全にツアー客w)
3体の御本尊は圧巻
仏像ってほんの少し目を開けて(瞑想してる)下を見ているんですが、真下にくると目が合うんですよね
目を見たまま合掌すると不思議な感覚になります(←KSKは熱心な仏教徒ですww
ここね、行けばわかるんだけど、たぶん合計50体くらいの仏様がいるんだよね
てことはここの僧はそれだけの数のお経を毎日唱えないといけないわけで
「霊場」「修行場」「本山」たるや。
まるで仙峯寺です。
※仙峯寺…SEKIROのステージの1つ。鐘を見つけたからなんとなく撞いてみたら「厄憑」というハードモードになるという理不尽な鐘がある。
さて、東照宮
いまさら説明することもないですね
あ、東照宮って、江戸の鬼門に位置しているようで、これは輪王寺の教えを家康が熱心に信仰していたからだそうです。これは「へー」ってなるよね
見猿聞か猿言わ猿。あれ?もう1匹は?ってついつい後ろを振り返っちゃいますね。
※SEKIROに登場する「見る猿、聞く猿、言う猿、 」というボス。
変若の御子がいる奥の院に行く為に倒さないといけない。といっても強くはなく、SEKIROの中ではミニゲーム的扱い。
見る猿、聞く猿、言う猿の3匹を倒しても終わらず「なんで?」となった時、ふと後ろを振り返ると何もいないのに足跡がある。攻撃すると、透明な猿が現れる
最初から屏風は4つあって、右は白紙かと思いきや透明な猿が描かれていたということで、ボス名の「見る猿、聞く猿、言う猿、」の最後の「、」は、もう1匹いるんだぜっていうヒントになっている
なんで「猿」なのか。
仙峯寺の御本尊はいろいろな要素から「観音様」がモデルだとわかり、観音様は薬師如来が従える十二神将の「安底羅大将」でもあり、この安底羅大将は、十二の方角の「申」を守る
で、安底羅大将のご利益は様々な不安を取り除く「精神安定」であり、外の世界で病んでいる小太郎はここに送り込まれた後、精神が安定する。
だからここで、猿なのである。
しかしこの作り込まれ方、昔の人は本当にすごく頑張ったんでしょう
逆に言えば、それだけ江戸時代では徳川家康が敬われていたということです。天下人ですからね
眠り猫の門をくぐって強烈な階段を登っていくと家康の墓所があるんですが、その途中の休憩所の自販機がすごかったです
お茶ってさ、喉潤った感じしないじゃん?鬼だよね
ところで眠り猫の門って、狭いですよね
あれ、胎内くぐりをかけているんだと思うんですよ
胎内くぐり…修験道で多く見られる、いわゆる穢れを祓う行為。岩の割れ目とかをくぐって、別の世界に生まれ変わるという考え方。生まれる前には胎内にいるでしょ?それをくぐることで、生まれ変わりを意味するってこと。仙峯上人が即身成仏しているところも、胎内である。
天下人である家康の墓所にいくには、まず穢れを祓えと。それでも祓われない程の穢れを持つ者は、眠っている猫が起きて噛みつきに行くぞと
帰りにちょっとした庭園があったので、行ってみました
池の鯉に貴い餌をあげられます
その餌をあげる場所がここ
しゃがむと目線が低くなり、一面が池になります
察しがいい方はもうわかりますね?ピンクの文字であいつの話が来ますよ。
・ぬしの鯉の世話係…源の宮にてぬしの鯉の世話をしている貴人。ぬしの鯉にまこと貴い餌をあげてぬしの鯉を殺すと、襲ってくる。
最後は二荒山神社に行ったんですが、写真は少なめです。
これは化け灯篭
その昔、灯篭の光をお化けの光と勘違いした見回りの侍が切りつけたことから、多くの刀傷が残っています。
これは霊泉。
特に酒の泉は、この水を使って酒を仕込むとうまい酒になるとされ、毎年仕込みの時期になると全国各地の酒造業者が種水として採水しに来るそうです
まとめ
修行から始まった日光。小学校の修学旅行の時とはまったく違う目線で楽しめました
輪王寺ではまた一期一会を発揮したし、全体を通して猫をたくさん見かけました
霊場とか寺社仏閣で見かける猫は神や仏の歓迎の印とされるので、これまた運気ビンビンになれたかも
今回も良き旅でした!!
しかしあれだね、旅絵巻は全開でふざけられるから楽しいね( ´Д`)y━・~~
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