【風の時代】これからのお金事情はどう変わる?
- 2021.09.14
- KSK式ビジネス論

どうもKSKです!
みなさん、最近になって「風の時代」という言葉を聞いたことはありませんか?
スピリチュアル的な言葉で、2020年からは「物質主義」から「目に見えないものを大切にする」文化に変わっていくよというようなものです。
今回は「風の時代」に変わったことで、これからの世の中はどう移り変わっていくのか、一般的に言われていることを紹介し、「KSKは未来をどう見据えているか」を解説していきます。
実はKSKはスピリチュアル好き
まずは、「おいKSKよ。なぜお前がそんなことを記事にするんだ」というところを説明しておきます。
KSKは実は、神道信者であり真言宗徒です。いや、みんなたぶん何かしらの宗派だと思うんだけど、結構真剣に信仰してるタイプのってことね。
仲の良い方はよく知ってるでしょうし、旅絵巻の草津編、日光編をみてもらってもわかると思います。
生まれが養鶏場で鶏魂供養に赴いていたこと、毎朝神棚の水を取り替える父を見ていたこと、年に3回成田山新勝寺に祈願しに行くこと、毎年欠かさずお盆参りをすることetc…、まぁ、そういう環境で育った影響も大きいんでしょう。
そこに相まって、KSKはFXトレーダー、株式投資家です。
FXや株式は、実際は「目に見えないもの」を無理やり数値化し、「予測できない将来」に賭けるもの。100%なことは一切なく、わずかな確率、たとえば52%の勝率に賭けるということです。
勝ち組トレーダー、投資家はそのほとんどが神仏を信仰していますが、「目に見えないもの」のフィールドで戦うということは、そういったもののパワーを借りたいと思うのは自然な流れです。
また、仏教では「般若心経」が有名ですが、このお経に書かれていることは相対性理論や量子力学と同じだよねっていうことも有名です。
真言宗は「真言」と言われる、呪文のようなものを唱えるのが常ですが、これをずっと唱えていると脳灰白質が活性化するというのも科学的に立証されています。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10337.php
特に丑年、寅年の守本尊である虚空蔵菩薩に関する修行である「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」は、限りない記憶力をもたらすとされ、弘法大師の名前で有名な空海さんはまず最初にこの修行をして、優れた僧侶になったと言います。
それが、科学的に証明されてるということ。
というわけで、KSKは神道、仏教、風水などを信じるタイプなのです。そして、信じざるを得ないことが多いのです。
今この瞬間もデスク周りには
・サボテン→仕事運を刺激してくれる
・グリーンタイガーアイ→同級生にもらったもの。金運UP
・パキラ→金運UP
・ターコイズ→金運UP、厄除
・神棚(不動明王、弁財天、タケミナカタ、天照大神)
などなどが置かれています。あれ?金運ばっかり?笑
風の時代とは?
さて本題。
「風の時代」は、元を辿ると西洋占星術に行き着きます。
約20年周期で木星と土星が大接近するのですが、それを「グレートコンジャクション」と呼び、これが「時代の節目」になるとのこと。
で、それは200年ごとに性質を変えるとされています。
つまり、「今から200年はこういう性質の時代だよ」ということ。
その性質のことをエレメントといい、それはこの世を構成する4つの元素に分けられ、それぞれに12星座が分類されます。
・火(おひつじ座、獅子座、射手座)
・水(蟹座、さそり座、うお座)
・土(牡牛座、おとめ座、やぎ座)
・風(双子座、てんびん座、みずがめ座)
いままでの200年間は土の星座でグレートコンジャクションが起こっていましたが、それが2020年12月22日のグレートコンジャクションはみずがめ座で起き、今後の200年間に起こるグレートコンジャクションは風の星座で起こるので、「風の時代」と呼ばれるわけです。
※ちなみに仏教では地・水・火・風に「空」を足した5大元素がこの世を構成するとされてるよ。
それぞれの時代の特徴
安易に「風の時代はこうなる!」と書くのもいいですが、その前に「歴史はどうだったのか」を見たいと思います。
で、その前にそれぞれの時代の特徴をおさえましょう。
火の時代
「火」から連想されるものは、「情熱」とかそういうイメージのもの。
芸術が発展したりとか、比較的平和な世界ですが一定のものに熱狂したりとかする時代です。
土の時代
「土」から連想されるのは素直に「土」、もっと言えば「土地」です。
つまり、資産や経済、権力が主軸の時代です。
後述しますが、現在の風の時代のひとつ前は土の時代。
植民地(土地)を奪い合う世界大戦が勃発し、その後は日本は高度経済成長期を迎え、バブルに突入しました。
お金を「持つ者」と「持たざる者」に分かれ、みんなが必死にお金持ちを目指す時代です。
風の時代
風から連想されるのは「自由」です。
経済的な自由が得られ、みんながある程度の金銭的自由を保有します。
「お金」の次に人が求めるものはなんでしょう?
趣味の追求?人とのコミュニケーション?
人それぞれでしょうが、共通するのは「目に見えないもの」、つまり「知」「繋がり」です。
みんなが自由に生きる時代ですね。
水の時代
「水」から連想されるのは、「固定ではない」というようなもの。
混ざり合う、融合とか、ひとつのところに留まらないイメージです。
異文化や異民族が混じり合う、即ち紛争や内戦が起こる時代です。
また、水は「流れる」ことから時代の流れが加速するというようなイメージもありますね。
時代は順番に巡る
この4つの時代を、火→土→風→水と巡るわけです。
まさに「歴史は繰り返す」ということですね。
歴史を見てみる
さて、一通りの特徴がわかったところで歴史を見てみましょう。
それぞれの特徴にあった事件や事柄が起きたんでしょうか?
各時代は、当たり前ですが唐突に切り替わるようなものではなく、徐々にその時代に移り変わっていくようです。
だいたい各時代の前後20年は被る期間があるようです。
794年〜1007年:火の時代
「鳴くよ うぐいす 平安京」ですね。
世は平安時代です。
ちょうど784年あたりから水の時代から火の時代へ変化したようです。
火の時代の特徴は芸術や文化が爆発すること。
まさにその通り、貴族文化が華開いた時代です。
空海や最澄などの偉人も現れ、特にこの2人がもたらした「密教」には日本中が熱狂しました。
1007年〜1186年:地の時代
平安後期ですね。1016年、藤原氏が摂政になってから天皇の力が弱まります。
1156年には保元の乱、1159年からは源平の戦いが起こります。
シンプルな権力争いから始まる、血生臭い戦乱の時代です。
貴族に土地や財産が集中し、その貴族の間でも縦社会や「所有するということの意味」がしっかりと認識されていた時代です。「荘園」とか聞いたことあるでしょ?
つまりは、「カネ・権力主義」の時代です。
1186年〜1425年:風の時代
「いいくに作ろう、鎌倉幕府」
1192年には鎌倉幕府が開かれ、比較的平和な時代です。
ちょうど現在と同じ、風の時代。
この時の風の時代には何が起きたかというと、全国の武士たちが力をつけ、貴族に集中していた財産や土地が分散し、宗教や文学がさらに発展、多様化しました。
農業では二毛作が登場し、ただ単純に農耕に従事するだけでなく、「肥料を売る者」、「肥料を作る者」が現れたり、為替業者、高利貸し業者、馬借という運送業者等、多種多様な新業種が登場し、まさに「やりたいことで生きる」時代でした。
また、定期的な市が開かれて庶民の間でも「交流、チームワーク」が盛んになった時代です。
1425年〜1603年:水の時代
1467年には室町幕府の御家騒動から始まった応仁の乱が起き、戦国時代に突入します。
世界では大航海時代で宗教改革による内紛があちこちで勃発、まさに異なる色の水を混ぜたような混沌とした時代でした。
1603年〜1842年:火の時代
言わずと知れた江戸時代。
歌舞伎や浮世絵など、様々な江戸文化が華開きましたね。
まさに芸術の爆発です。
また、世界ではバッハやベートーヴェンを始めとする偉大な音楽家が活躍します。
創造・表現が特徴の時代でした。
1842年〜2020年:地の時代
日本は明治維新による開国が起きました。
また、イギリスでは産業革命が起こり、「物質主義」の風潮が広まります。
「金持ちになって権力を主張したい欲」が目立ち始めた時代です。
それ故の、生産力拡大、経済拡大、その為に軍備強化、植民地の取り合い、それらのおかげで世界規模の戦争が勃発しましたね。
戦争後も「カネ・権力主義」の風潮は消えませんでした。
2020年〜:風の時代
新型コロナウイルスのおかげで、「毎日会社に通う」ことが意味を成さなくなり、また「サラリーマンだけやっていればいい」という風潮も砕かれましたね。
組織にしがみついているだけではなく、その組織がなくなっても大丈夫なように副業や資産運用で副収入を作ることが普通になり始め、個人それぞれがそこそこの財力、権力を持つようになりました。
SNSの登場から、なんの後ろ盾もない素人が莫大な影響力を持つことも珍しくありません。
並みの生活は何もせずに維持でき、その上で「何をするのか」が大事になっていくのでしょう。
エレメントごとの性質は歴史が証明している
こう見ると、風の時代うんぬんは決して「ただのオカルト」で済ませられないような印象を受けます。
だって、歴史が証明してるんだもの。
KSKが考える風の時代
唐突に現れた新型コロナウイルス。
世界中の「暮らし」を一変させましたね。
人によっては仕事をクビになったり、在宅勤務になった方もいるでしょう。
感覚の鋭い方はアフターコロナを見越して独立したかもしれません。
また「仮想通貨」「電子マネー」など、「物質的なもの」ではないものも多く登場しています。
YouTubeやブログ、TikTokのおかげでロクに労働しないで稼ぐ手段も出現しました。
あえてハッキリ言えば、「サラリーだけで生きていくのは時代遅れだし、たぶんそれじゃ飢えるよ」という状況です。
もはや「カネ」が大事な時代は終わったということです。
逆に言えば「楽して稼げるワケがない」という価値観がおかしいということです。
もっとわかりやすく言います。
株価全体が落ち込んだ時に年利10%のインデックスファンドを仕込んでおくとしましょう。
1億円仕込めば、毎年何もしないでも「年収1000万円」なワケです。
そして「1億円」というとんでもない数字に見える金額は、ちょっと勉強すれば誰でも稼げる時代です。
いまだにサラリーマン1本で生きていこうとしている中年以降の世代が必死こいて朝から晩まで働いても辿り着かなかった「年収1000万円」は、イマドキの若者はちょっとおもしろい動画撮ってものの数年で「自動で半永久的に年収1000万円を得る仕組み」を作り出します。
素人が影響力を持ち始め、企業や権力はそれらに頼るという、世代交代のようなことも起こるでしょう。
風の時代は「繋がり」もテーマです。
人脈を持っている人が成功するし、顧客やパートナー探しに苦労するフリーランスの方は、お世話になった方への付け届けは欠かさないでしょう。
そして、そこで繋がった仲間同士で、何か新しいことを始めることもあるでしょう。
ビジネスの世界では
「D2CからP2Cへの変化」も著しいですね。
D2Cとは、商流において「企業が商品者へ直接ものを売る」ということ。
通販や直販サイトなどがこれにあたり、それまで「ものを作る企業が、ものを売る企業へ卸し、そこで消費者が購入する」という流れを一変させました。
ですが今は、「個人が直接個人へものを売る」時代です。
インフルエンサーが自分のブランドを作ったりしているのがいい例です。
もはや「個人は企業よりも大きな影響力を有するのです。」
SNSの登場により、いわゆる「プッシュ型」の営業スタイルが功を奏さなくなっているのはご存知の通り。TwitterやInstagramで「こういう商品作ってます!買ってください!」とDMが来ても無視するでしょ?
逆に、気になる人や有名な人が「この商品いいよ」と言っていると思わず買いたくなってしまうはずです。
これは「プル型」という営業スタイルですが、ここにも「個人の影響力」が現れていますよね。
風の時代は、「雇われることが当たり前」ではなくなります。確実に。
雇われるのであれば、そこに何かプラスがなければなりません。
僕は最近、就職活動をしています。
働かなくても生きていけますが、就職活動をしています。
とあるビジネスをやりたいので、ノウハウと資格をもらいに行くんです。
お金もらいながら資格取らせてもらって、ノウハウも教えてもらえる。そんな美味い話あります?笑
そういう若者が増えていくでしょう。
経営者のみなさん。社員をコキ使う時代は終わりましたよ。
社員からすれば別にあなたの会社で仕事しなくても、独立すればいいんだから。
逆にコキ使われているサラリーマンは、「今の仕事を辞めろ」とは言いませんが、何か別で「副業」を始めてみるのもアリかもしれませんね。
本業とは別で月5万円でも副収入があると、生活は一変するはずです。
月5万円の副業を6つ持てば30万円。
本業とは別にそれだけの収入が確保できれば、本業がもっと楽になるかもしれません。
いつまでも古い考えに囚われないで、フレキシブルな考え方をしていきたいものですね。
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