【四季報】キャッシュフローの見方【株式投資】

【四季報】キャッシュフローの見方【株式投資】

どうもKSKです!

 

今日は株式投資の銘柄選定の際の、「キャッシュフロー」について解説します。

 


四季報のココ(下画像)に書かれているものだね!あんまり気にしたことないけど、どういう意味なんだろう?

 

 

キャッシュフロー

キャッシュフローは【お金の流れ】です。CFと略します。

このお金の流れを見ることで、投資しようとする企業が将来儲けるか、否かを読み取ることができます。

 

営業キャッシュフロー

営業キャッシュフローは、本業となる事業からちゃんと現金が入ってきて、最終的にどのくらい残っているのかをあらわします。

その為、プラスであることが好ましいです。

 

投資キャッシュフロー

投資によるお金の流れです。

投資は、

  1. 会社を発展させるための投資で、工場や機械、設備など。
  2. 株式など、お金を有効に利用するための投資。資産を購入すればお金が出ていくし、売却すればお金が入ってくる。

の2種類があります。

 

「投資」は本来「将来利益をもたらすもの」なので、もちろんたくさんするべきです。

その為、投資キャッシュフローはマイナスが好ましいです。

 

また、財務キャッシュフローがプラスになっている場合、資産の売却が行われた可能性があります。

その場合は、何をなぜ売ったのかをしっかり見る必要があります。

 

単純な損切りで資金を回収したのなら良いですが、例えば純利益が減ったからそれをごまかす為に売ったとかだと、困り物です。

 

財務キャッシュフロー

財務キャッシュフローは、資金調達に関わるお金の流れを表します。

お金を借りてくればプラス、どこかに返したり配当金等でお金を渡せばマイナスとカウントされます。

 

財務キャッシュフローは一般的にはマイナスが好ましいです。借金をしっかりと返済しているわけですからね。

 

ただ、プラスの場合も、しっかりとした使い道があればOKです。

このあたりは決算報告書なども合わせて確認するべきでしょう。

 

3つのCFの±の組み合わせ一覧


それぞれのCFの意味はわかったけど、これをどう使うの?

それぞれのプラス、マイナスを組み合わせると、お金の流れから「企業が今どういう状況で、何をしようとしているか」がわかることがあるんだ。一覧にしておくから、ブックマークして四季報を読む時に使ってね!
KSK
KSK

 

①:営業CF(+)投資CF(+)財務CF(+)
②:営業CF(+)投資CF(+)財務CF(-)
③:営業CF(+)投資CF(-)財務CF(+)
④:営業CF(+)投資CF(-)財務CF(-)
⑤:営業CF(-)投資CF(+)財務CF(+)
⑥:営業CF(-)投資CF(+)財務CF(-)
⑦:営業CF(-)投資CF(-)財務CF(+)
⑧:営業CF(-)投資CF(-)財務CF(-)

それぞれ、見ていきましょう。

 

①:営業CF(+)投資CF(+)財務CF(+)

本業はプラスなので問題なし。

それなのに資産を売却。さらに借入金を増やしています。営業利益がプラスなのに財務で現金を集めているということで、大きな資金が必要になるイベントが控えていると考えられます。

これは例えば、企業買収や自社株買いなどです。

現金を補充する必要があるということで、プラス材料が出やすい時でもあります。

 

②:営業CF(+)投資CF(+)財務CF(-)

本業は好調で資産を売却して、現金を借入金の返済に使っている状況です。

財務の改善を行っている時によく見られます。

③:営業CF(+)投資CF(-)財務CF(+)

本業の利益と借入金を合わせて投資しています。

戦略的、かつ積極的に投資を行っている様子がうかがえます。

成長企業によく見られるパターンです。

 

④:営業CF(+)投資CF(-)財務CF(-)

投資しつつ借入金の返済も行っている状況です。

将来への投資と財務改善を同時に行っているので、非常に好ましい状況です。

KSK
KSK

KSKはこのパターンじゃないと基本的に買わないよ。

 

⑤:営業CF(-)投資CF(+)財務CF(+)

本業で利益が上がらず、資産の売却と借入金でなんとかしている状態です。

問題を抱えている可能性が高く、表面化すると株価は下がりそうです。

 

⑥:営業CF(-)投資CF(+)財務CF(-)

本業で利益が上がらず、資産の売却で借入金を返済しています。

貯金を切り崩しているイメージですね。

資産があるうちに経営を立て直さないと大変です。

 

⑦:営業CF(-)投資CF(-)財務CF(+)

本業で利益が上がらないので、借入金を投資して、投資利益で利益を上げようとしている、あるいは本業の原価に投資し、本業の利益が上がるようにもがいている状況です。

頑張りはわかりますが、財務は悪化します。銀行の融資の姿勢次第でもあります。

こういう企業は、その頑張りが功を奏すと数年後に超優良銘柄に化けます。

調べる価値アリです。

 

⑧:営業CF(-)投資CF(-)財務CF(-)

本業で利益は上がらないのに投資をして、借入金も返済している、不思議な状況です。

キモは「流れに乗らないお金で返済している」ということで、過去の貯金を切り崩している状況だと言えます。

こちらも調べる価値ありです。

たとえば、本業で利益が上がらなくなってきたから投資を積極的に行ない始めたということであれば、将来利益が上がり始めた時に株価は順調に上がっていくでしょう。

 


四季報は過去と現状が書いてあるけど、CFを見ると将来もなんとなく予想できるね!

 

 

 

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