貧乏人の国”ニッポン”

貧乏人の国”ニッポン”

どうもKSKです!

 

今日のテーマは、「日本は貧困国なのか?」です。

日経新聞やプレジデントオンライン等、比較的お堅いところが取り上げそうなテーマですが、投資に関するブログを運営している以上、このテーマについても取り上げなければいけません。

 


GDP世界3位なんでしょ?貧困国なわけないじゃないか。それに、東京市場はNY、ロンドンと並んで世界3大市場とも言われてるんでしょ?

 


経済的な指標と「実際の貧困レベル」は一切関係ないよ。現に、決して豊かとは言えないレベルの生活を強いられている日本人は多いもん。
KSK
KSK

 


たしかに僕も、奨学金を返して車のローンを払って家賃を払うと、もうギリギリ。。全然貯蓄とかできてないなぁ。。。

 

GDP

GDPとは、Gross Domestic Productの略で、日本語では国内総生産という。ある一定期間内に新たに生み出されたモノ、サービスの付加価値の合計額のこと。

この合計額は分配されて所得になるので、各国の景気や経済状況に直結する指標として、重要視されています。

 

IMF(国際通貨基金)によると、2021年の世界GDPランキングはこうなっています。

 

日本は3位に位置していて、これは単純に「世界で3番目に経済が活発で、景気が良い」ということ。

 

ただこれ、あくまで「国全体の話」です。

アメリカと中国が3位の日本に大差をつけてトップ2にランキングされていますが、当たり前じゃないですか?だって、人口が違うもん。

 

ということで、「1人あたりのGDP」も確認します。

 

 

なんと、23位

ただ単に「人口が多いから経済もそれなりに回る」だけで、正確には「経済は特別良いわけではない」ということです。

イスラム国などのイスラム教過激派のニュースの影響で、「中東地域は経済悪そう」と思っている日本人は多そうですが、19位にイスラエルがランキングされており、日本の方が実質の経済は悪いことがわかります。

 

ちなみにこれは、「国の物価ってさ、違くない?」という問題を孕んでいます。

そこで、「国ごとの物価も同じにしたと仮定したらどうなる?」という、購買力平価換算というデータを見てみます。

これで、全世界の1人あたりのGDPが、均等に算出できるということです。

 

はい、もっと下がりました。

 

 

というわけで、GDPから見ると「日本は経済大国だけど、それが国民の生活レベルにしっかり反映されているかというと、そうでもない」ということが言えます。

 

平均賃金

OECD(経済協力開発機構)の調査では、2019年の段階での日本の平均賃金は3万8617ドル。

アメリカが6万5836ドル、お隣の韓国は4万2285ドルとなっています。

日本人に馴染みがありそうなアメリカの6割ほどしかなく、数年前まで途上国とされていた韓国にすら追い抜かれる始末。

ちなみにもちろん、購買力平価換算ですので、レートや物価の差があるだろうという意見は受け付けません。

 

これが現実です。

 

クルマすら気軽には買えない

日本の平均賃金は、厚生労働省によると20年間横ばいを続けています。

厚生労働省HPより

 

それに対し自動車の価格は20年前に比べて1.5倍以上になっています。

http://www.garbagenews.net/archives/2260048.html

 

もはやクルマすら、日本人にとっては高嶺の花なんです。


だから中古車市場が活況なのかな?

 

 

海外では既に嘲笑の対象に

 

https://www.bloomberg.com/

これはブルームバーグのページですが、

Showing results for “Stop Blaming America’s Poor for Their Poverty ./In Japan, people work hard, few abuse drugs, crime is minimal and single mothers are rare. The country still has lots of poverty.”

と書かれています。

 

訳すと、

「アメリカの貧困を自己責任にするな。日本を見てみ。国民はみんな真面目で勤勉で、薬物乱用や犯罪も少なく、シングルマザーも稀なのに、貧困な人々がたくさんいるだろ?」

となります。

 

「アメリカに広がる貧困は社会のせいであって、個人が悪いわけではないんだよ」というメッセージを伝えるのに、「日本が好例だろ?みろよあの貧困国。日本人はみんないいヤツだろ?それはみんな知ってるだろ?なのにあんなに貧乏なんだぜ?社会が悪いとしか取れなくないか?」と様々なデータと共に比べられているのです。

 

 

これは、日本人がいつまで経っても向き合おうとしない問題を海の向こうから突きつけてくれたとも取れます。

 

「日本は別に裕福な国じゃない。むしろ貧困国だよ。日本人ってのはいい国民なのに、なんでなんだろうね?ププッ」

と、もはや海外では嘲笑の対象にすらなっています。

 

 

文中には
「Given all of this good behavior, conservatives might expect that Japan’s poverty rate would be very low. But the opposite is true; Japan has a relatively high number of poor people for an advanced country. Defined by the percentage of the population earning less than half of the median national income, Japan’s poverty rate is more than 15% — a little lower than the U.S., but considerably higher than countries such as Germany, Canada or Australia:」

ともあります。

 

訳は、

こうした良い行動の数々から、保守派の人たちは日本の貧困率は非常に低いと予想するかもしれないですね。でも実際は真逆。日本の貧困率は先進国の割にかなり高い。日本の相対的貧困率は15%以上で、アメリカよりは少し低いものの、ドイツ、カナダ、オーストラリアなどを上回っている。

 

となります。

相対的貧困率

相対的貧困は、その国の水準の中で比較して、大多数よりも貧しい状態のことを指しています。所得で言うと、、世帯の所得がその国の等価可処分所得の中央値の半分(貧困線)に満たない状態のこと。

 

経済あるある。なんか難しい。

 

わかりやすく言えば、「貧困線という所得額があって、所得がそれに満たない世帯の割合」です。

 

厚生労働省HPより

 

「2018年の貧困線は127万円で、年間所得が127万円以下の世帯が15.4%だよ」ということ。

 

 

これはG7ではワースト2位。

1人親世帯に限ると、G7ではワースト1位、世界では4番目に貧困率が高いという結果に。

 

しかし日本の母子家庭における母親の就業率は84%と先進国の中では特に高い。

キャバクラや風俗などの「公にはいいづらい仕事」も含めればもっと高い。

 

つまり日本人は決して、怠け者ではないということ。

生活を豊かにしたいから、真面目に働いていて、その意欲は間違いなく高い。

な・の・に!!

まったく所得は上がらず、GDPも低い。

 

見かけは経済立国だが、実情はとんでもない貧乏人の国

これが今の日本の姿です。

 

KSK
KSK

ちなみに相対的貧困の他に絶対的貧困というのもある。これは1日1.9ドル(200円くらい)以下で生活する人々のこと。アフリカ等の貧困国を思い浮かべれば、わかりやすいと思う。世界には7億人いるとされているよ。たぶん日本にもいるよ。そしてそれは増える一方だよ。

 

 

老後の貧困も大問題

唐突にシングルマザーの話になってしまいました。

が、シングルマザーの人々を話題に挙げたところで「うちは関係ない。俺は特に関係ない」と考えるのが日本人。

しかし今日KSKが伝えたいのは、「そう言ってるお前が次の番だぞ」ということ。

 

誰もが等しく迎えるであろう「老後」を見てみましょう。

 

まずは生活保護を受給している世帯を調べてみます。

 

厚生労働省HPより

 

平成31年2月時点での統計です。

生活保護受給世帯数は163万世帯で、そのうち88万世帯、54%にあたる世帯が、高齢者世帯です。

 

「国民生活基礎調査(厚生労働省)」という調査では、65歳以上高齢者の単身世帯の貧困率はさらに高く、男性の単身世帯で36.4%、女性の単身世帯では56.2%。65歳以上の女性のひとり暮らしでは、2人に1人以上が貧困にあえいでいるということ。

 

高齢者につきまとうのは「仕事がない。あっても低賃金のバイト」ということと、「病気、死」。

夫婦2人の世帯であれば片方が病気になっても片方がバイトをすればどうにかなる。

年金を合わせれば働かなくてもなんとか生きていけそうな感じはする。

 

でも単身世帯であれば?

日々の生活すらままならないのを想像するのは小学生でもでき、その現実が、みなさんを待っているということです。

 

死ぬまで働き続けたい日本人

厚生労働省の「令和2年高年齢者の雇用状況集計結果」では、多くの企業が「65歳で定年退職」としていることがわかります。

 

しかし65歳以上の就業率は増加し続けています。

 

このうち、「社会との関わりを断ちたくないから働いている」という人は間違いなく少数でしょう。

ほとんどの人が「生活の為に働いている」はずです。

 

働き続け、病気になり、医療費がないのでロクな医療を受けられないで死ぬ。

つまり、死ぬまで働き続ける

これが、現在の日本人が最も多く選択した、「生き方」です。

 


いや、そんな生き方選択してないよ…

 


何か対策してるの?投資をしたり、本業とは別の収入源を作ったりしてる?
KSK
KSK

 


…してない…。

 


それはつまり、そういう現実から目を背けて自分は大丈夫と根拠のない理論を展開して、死ぬまで働き続けることを選択したっていうことだよ。
KSK
KSK

 

女の子は大人になったら体を売る国、ニッポン

言い方は悪いけど、KSKは「日本人は馬鹿」だと思っています。

なぜそう思うかを説明していきます。

 

先ほど例に挙げた、「現実を見ようとしない大人」、つまり「死ぬまで働き続けたい日本人」の影響は、その人自身だけの話ではありません。

 

まず前提として、大学の学費は高くなる一方です。

 

でも、さっき見ましたよね、「賃金は全然増えていない」んです。

子どもがいる家計にとって「学費」というのは大きな問題です。

 

でも多くの日本人は現実を見ないので、その問題に対する対策はしません。

でも世間では、「大学まで行くのが普通」という風潮が広がっています。

すると、どうなるか?奨学金を借りるしかないんです。

 

が、しかし。

奨学金の全体の予算は減っています。

 

すると、奨学金で学費をまかなうという手段を取る人も、減ります。

するとどうなるか。

自分で学費をまかなう」ということになります。

 

するとどうなるか。

カラダを売る」んですね。

男性は性風俗の需要は少ないので、そんなことはありません。

(KSKは昔、職場のアルバイトに、学費をまかないたいから副業教えてくれと言われ、稼がせてあげたことがあります。)

 

問題は女性。つまり、女子大生です。

 

キャバクラ、風俗が好きなそこのあなた。

最近「学生なの?」「うん」という会話、よくしませんか?

え?KSK?うん、よくしますよ。特に最近は増えたよね。

 

最近は綺麗なキャバ嬢のインスタグラマーが増えたこともあり、風俗業界への敷居が低く感じるようになったんでしょうね。

 

でも、キャバクラはゆーてもあんまり稼げません。バイト感覚なら月に20万円がいいところでしょう。

ところが、男性に触られることに慣れてしまった女子大生は、おっパブ、ピンサロ、デリヘルとどんどん堕ちていけちゃうんですね。

 

そして大学を卒業したとして、まともな仕事ができるでしょうか?

 

賃金構造基本統計調査第1表産業計より

 

統計では、新卒の23歳女性の平均給与は約25万円です。朝から晩まで働いて。

これが夜に数時間で40万円とかもらえる。(店によるけど手渡しで税金も払わない女の子も多い)

しかもおいしいご飯が食べられて(同伴, アフター)、酒も飲めて、もしかしたらブランドものを買ってもらえる可能性もある。

 

どっちを選びますか?っていう話です。

 

恵まれた時代に育った親世代は、先述した現実に向き合わないで、子供に高額な学費や生活費の自己負担をさせています。

義務教育を終え、高校も行かせ、それまで手塩にかけてかわいがって大切に育てた娘を、大人になった瞬間にカラダを売らせる親が多すぎるということ。

 

これって、異常なことだと思いませんか?

 

そこのあなた。娘さんは大学生ですか?若いですか?

もしかしたら同僚に抱かれてるかもしれませんよ?

 

それなのに、先述したような「ニッポンは貧困国である」という現実に向き合わず、給料だけで満足しているんです。その結果、大切に育てた娘にカラダを売らせる。

 

ね?馬鹿でしょ?

 

このページを見ている方は、こういう現実を少なからず認識し、何か対策をしようと思って見ているはずなので、馬鹿ではないでしょう。

でも、あなたの周りに、一切資産形成を気にしない方、いませんか?

言ってやった方がいいですよ。「おまえ、馬鹿だろ?」って。娘抱いちゃうぞ?って。

「お前のせいで娘はカラダ売ってるんだから、公認だろ?」ってね。

 

貧困は世代を超える

貧困は今この国に生きている人だけの問題ではありません。

 

貧困は教育機会や生活環境に格差をもたらし、その格差は経済的な問題を生み、経済的な問題は貧困を生みます。連鎖するんです。

 

貧困の世代間連鎖」という言葉があるぐらいです。

 

間違いなく日本は貧困国である

貧困は、じわりじわりと静かに歩み寄ってきます。

まずは社会的弱者から。次に非正規雇用者、次にサラリーマン。

サラリーマンの次は「副業をしているサラリーマン」「自営業」「兼業投資家」と続いていくのかな?

なんにせよそういう人々はこういう現実を知っているし、「自分で稼ぐ力」を持っているから、収入は頑張りで操作できますので、貧困には陥らないと思います。

 

副収入や資産形成の代名詞として「投資」がありますが、投資は数年単位で成功させるもの。

数ヶ月での成果はありえません。

 

つまり、「あれ?サラリーマンだけやってるのはヤバいかも」と思ってから投資を始めても無駄です。

でも、馬鹿だからこういうことに気づかないんです。

 

今このページを見ている人は、「サラリーマンだけじゃヤバいよなぁ」と気づいたんでしょ?

だから馬鹿じゃありません。

 

1人1人ができること

ブルームバーグの記事では「貧困は社会が悪いんだよ」とされています。

が、社会が何かしてくれるのを待っていても無駄でしょう。

 

そんなニッポンで、僕たちには何ができるんでしょうか。

投資する?副業して所得を増やす?

 

それ以前に、この現実を知らない人に伝えてあげることが大切ではないでしょうか。

 

日本人全員がこの問題を認識し、「一部の声」ではなく「社会問題」に昇華すれば、政治も動き始めます。

 

このページだけではなく、「日本 貧困」で検索すればものすごい量の情報が出てきます。

早い人は、もうこの現実に気づいて対策を始めているということです。

 

貧困は個人の問題ではないけれど、社会にすべての責任を投げるのもおかしい話です。

そして、人間はそもそも個人単位の生き物です。

 

まずは1人1人がしっかりとこの現実を受け入れ、対策を始める必要があるんじゃないでしょうか。

 

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